当記事では、フィリピンでよく食べられている「塩漬けアヒル卵のサラダ」の作り方を紹介します。
適度な塩加減とトマト、玉ねぎがマッチし、
暑い気候でも食欲のすすむ一品です。
まな板とナイフさえあれば、
海でも、山でもどこででも簡単に作ることができます。
アウトドアでも活躍することでしょう。
塩漬けアヒル卵とは
「アヒル卵の塩漬け」は、
タガログ語でitlog na maalatと言います。
itlog 卵、maalat 塩っぱい
という意味です。
たいてい、区別するために殻が赤く色づけしてあるか、赤いセロファンで包んであります。
輸入食品を扱っている店に行けば買うことができます。
私は、錦糸町「やおしょー」で購入しました。
外国人が多い地域のスーパーマーケットやドン•キホーテでも見かけたことがあります。

錦糸町やおしょー

フィリピンのお店
itlog na maalat をWikipediaで調べてみました。
- 塩水に生卵を浸し、時折かき混ぜながら1ヶ月程度寝かせて造る。多くは茹でて、ゆで卵状態にして、粥などと共に食べるが、生食する場合もある。
- 中国では鹹蛋(シェンタン)、ベトナムではホヴィムォイ、タイではカイケムと呼ばれる。
- 香港ではウルトラマンの目が似ているとして、ウルトラマンを俗に「鹹蛋超人」と呼ぶ。
材料と手順
【材料】
アヒル卵の塩漬け 2~4個
トマト 2、3個
玉ねぎ 適量
パティス 少々
「パティス」とは魚を発酵させてできる魚醤です。
パティスは鯖から出来ており、
タイのナンプラーとほぼ同じです。
魚の臭いがある調味料ですが、
フィリピンでは様々な料理に用いられます。
フィリピンでは、紫色の玉ねぎを使うのが一般的です。
なければ、日本で売っている通常の玉ねぎで構いません。
こちらが材料一式。
作り方の手順
① 卵の殻を剥きます。
殻が白身とくっついており、剥きづらいです。
② 卵を適当な大きさに切ります。
③ トマト、玉ねぎも適当な大きさに切ります。
玉ねぎは生のまま使います。
④ 材料をボウルまたは器に入れ、
パティスを少々入れてかき混ぜる。
出来上がり!
Kain tayo!(いただきます)
濃い目の塩加減がトマト、玉ねぎとマッチしています。
しゃきしゃきした食感もあり、とても美味しいです。
ぜひ参考にしてみてください。