当記事では、ORYSPAの米ぬか美容オイルを私が使った感想をまとめました。
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米ぬかオイルの効果
フィリピンの米の生産量は世界8位、
国民は米が大好きです。
米の栄養の大部分は、米ぬか(と胚)にあります。
9割の栄養が米ぬかにあるといいます。
米ぬかは、タガログ語でダラック(Darak)といいます。
しかし、それは精米する際に捨てられるか、家畜の飼料にまぜられています。
ORYSPAは、この米ぬかに注目し、米ぬかから抽出されるオイル(米油)を原料にコスメ製品を開発しました。
米ぬかオイルには、抗酸化作用のあるビタミン(A、E)や各種のミネラルが大量に含まれています。
とりわけ、美容に効果のあるとされる
- オリザノール
- フィトステロール
- オメガ3脂肪酸
を多く含んでいることが注目されています。
米ぬかに含まれる、美容成分オリザノール
紫外線の吸収を抑え、肌のくすみを抑える
フィトステロール(植物ステロール)
毛髪の保湿力を高める
オメガ3脂肪酸
肌の細胞の代謝をうながす
ORYSPAの製品の特長は、米ぬかから抽出される米油を使用していることです。
そのため、肌の細胞の再生を活発にして若さを保ち、色素を抑える効果が期待されます。
100%フィリピン産
ORYSPAの製品のもうひとつの特長は、100%フィリピン産であることです。
Proudly made in Laguna, Philippines
と、自国でつくられたものであることが誇り高く記されています。
ORYSPAというコスメブランドは、2010年、フィリピン・ルソン島のラグナ地方で生まれました。
ラグナといえば、フィリピン人にとっては「温泉リゾートのたくさんある場所」です。
ラグナと聞くと、みんな異口同音に「いい場所だよね」と言います。
フィリピン独立の英雄ホセ・リサールが、ラグナのカランバという場所でうまれたことでも有名です。
カランバは、マニラからバスで2時間ほどの距離にあります。
オリスパが米油にかけた思い
創業者はラグナ出身のシェリル・キンターナ(Sherill Qintana)です。
キンターナは、米ぬかの可能性に注目しました。
農学者である夫とともに、米ぬかから取り出した米油をシャンプー、石鹸、ローション、香油、鎮静オイル、ボディスクラブなどに浸出しました。
最初の顧客は、化学物質を使用しないシャンプーや石鹸を探していた、がんの生還者たちでした。
ORYSPAという名前には、キンターナの思いが込められています。
ORYZA SATIVAはお米の学名、SPAは温泉です。
そこからの造語であるORYSPAは、
「温泉(スパ)のためのお米」という意味です。
鎮痛オイルを使ってみた
私はラグナにいる彼女から、ORYSPAのRICE BRAN CHILI OILという鎮痛オイルをもらいました。
手に適当な量を取り、顔、肌、痛むところなどにすり込み、肌に浸透させます。
腰痛、筋肉痛、関節痛、捻挫、リウマチ、神経痛、関節炎、首や肩のこり、頭痛、腹部の膨張、虫刺され
への効果が期待できるそうです。
スーッとする良い香りが心地よいです。
風呂上がりや寝る前などに顔や身体に塗ると、リラックスした気分になりました。
まとめ
ORYSPAには鎮痛オイルのほかに、シャンプー、石鹸、ボディスクラブなどのラインナップがそろっています。
自分用にも贈り物にもおすすめです。
モールや、オンラインストアで買うことができるので、チェックしてみてください。