フィリピン【食べ物】

フィリピンの中華まんを食う~「アサード」と「ボラボラ」

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フィリピンにはおいしいローカルフードがたくさんありますが、

フィリピンの「ショパウ」はご存じでしょうか?

 

ショパウ(siopao)とは、フィリピンの中華まんのことです。

もともとは中国から伝わった食べ物ですが、フィリピンで完全に現地化します。
 

日本でもコンビニエンスストアなどでおなじみの中華まんですが、

フィリピンのショパウは日本の中華まんとは少し違います。

今回の記事で掘り下げてみましょう。

 

 

広東地方からフィリピンに伝わった

 

先に述べましたように、ショパウは、フィリピンの中華まんです。

タガログ語の綴りはsiopao、発音はカタカナで書くと「ショパウ」とか「ショパオ」などが近いです。

 

広東地方の点心、チャーシューバオ(叉焼包)が海を越えて伝わってきたものです。

フィリピンのほかには、タイでも「サラパオ」という名前で食べられています。

 

ショパウがいつ頃、中国からフィリピンに伝わったのかは不明ですが、

フィリピンにはほかにもパンシットカントン、ルンピア(春巻)、ショマイなど多くの広東料理が伝わり、

現地化しています。

 

基本的には、日本の中華まんと同じで、蒸した白い皮の中に肉を入れたものです。

肉の種類は、豚や鶏が定番です。

 

ショパウはフィリピンではいたるところで食べることができます。

移動しながらでも食べられるのが特徴なため、

小腹がすいたとき、何かを待っているとき、移動中などに軽食として食べるというパターンが多いです。

 

 

空港に着いたらまずショーパオ

個人的には、二ノイ・アキノ国際空港に着くと、まず真っ先にショパウを食べます。

 

ショパウをゲットするのは、ニノイ・アキノ国際空港の到着ロビーです。

日本からの飛行機の旅は、4~5時間はかかります。

空港に着くと、いったん一息つきたくなるので、そのタイミングでショパウを買うわけですね。

 

空港の到着ロビーにはセブン・イレブンや食堂など、軽食を食べることのできる場所があります。

海外から帰ってきたフィリピン人や、フィリピンを訪れた外国人たちが、

思い思い好きな座席で、食べたり飲んだりしています。

 

タクシーに乗るまで、あるいはトランジットまでの時間にぴったりです。

フィリピンのショーパオは、日本の中華まんに比べてサイズがひとまわり大きいので、

1個食べればかなりの満足感があります。

 

値段は、空港内では街中よりは少し高くて1個60ペソ(約120円)。

それでも全然お財布にやさしいですね。

 

移動のおともにショパウ

 

街中で手っ取り早くショパウをゲットできるのは、セブンイレブンです。

種類も豊富です。

1個29ペソ(約60円)とか42ペソ(約90円)で買うことができます。

 

ちなみにフィリピンのセブンイレブンでは支払いのタイミングが日本とは違います。

フィリピンでは、

  1. 店内にある中華まんケースから自分で取り出す
  2. レジに持っていく
  3. 支払いをする

という順番です。

 

上の写真は、マニラからバンに乗って明け方にバギオに着いたときに、

バスターミナルの近くのセブンイレブンでショパウを買った時のものです。

バギオは高地にあるため、夜や朝は気温が下がります。

そんなときに、セブンイレブンで温かいショパウを買い、3in1コーヒーを飲むと

体も心も温まります。

 

ちなみにフィリピンのショパウは1個あたりのサイズが、日本のサイズよりもひとまわりは大きいです。

手に持ったときにずっしりと重みを感じ、食べ応えがあります。

 

ショパウで元気を得た後、さらにバギオから山奥に向かってバンで移動し、

目的地であるベンゲットのプラグ山に向かいました。

 

ルソン島の最高峰・プラグ山に登頂成功

 

 

パサイのバスターミナルに隣接しているサリサリストアでも、ショパウが売られていました。

サリサリストアでは1個30ペソ(約60円)。

 

マニラでの移動は、渋滞で長時間になることが予想されます。

そんなときもひとまずショパウがあれば満たされます。

 

パサイのDLTBバスターミナル

 

フィリピンではショパウソースをつける

 

フィリピンのショパウは、茶色いソースをつけて食べます。

どこでショパウを買っても、このソースは必ずついてきます。

現地では「ショパウソース」と呼ばれています。

 

ソースはプラスチックの容器に入っていたり、ポリ袋に入っていたりと様々です。

ポリ袋に入っていたときは、小さい穴をあけてこぼれないようにつけるのが難しかったような記憶があります。

フィリピン人はおそらく慣れているので、うまくつけているのだろうと思います。

 

ソースは、基本的に甘いのですが、うまみのある複雑な味です。

ショパウソースのレシピを調べてみると、材料は次のようなものでした。

 

出典はこちら→http://www.hungryforgoodies.com/2016/09/siopao-sauce-recipe.html

砂糖、しょうゆ、コーンスターチ、ニンニク、酢

これに加えて、ウスターソースや牛肉の煮出し汁などを入れるとさらに味が複雑になるようです。

 

 

アサードとボラボラの違い

 

フィリピンでショパウを買うときには、

「アサード」と「ボラボラ」の2種類があることを知っておきましょう。

 

アサードには細かく刻み、甘めの味で煮込んだ鶏肉か豚肉が入っています。

 

アサードはスペイン語で、「焼かれたもの」を意味します。

南米のパラグアイやウルグアイ、チリ、アルゼンチンでは伝統的な焼き肉の料理のことを「アサード」と呼びます。

 

フィリピンでは、刻んだ肉がはいっているショパウをアサードと呼びます。

 

ショパウアサードの具材

 

ボラボラの特徴は、ひき肉などとともにアヒルの塩漬け卵が入っていることです。

なぜ「ボラボラ」というのか?

ボラボラとはボールという意味で、ひき肉でボールを作ってそこに卵を入れるからです。

 

まとめると、

  • アサードは、刻んだ豚肉か鶏肉を甘めに味付けした具材
  • ボラボラは、挽き肉、玉ねぎ、小麦粉でボールをつくり、塩漬けアヒル卵を入れた具材

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は、フィリピンの中華まん、ショパウについて紹介しました。

みなさんもフィリピンに行った際にぜひ試してみてください。

 

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