フィリピンでも中華まんは大人気で、現地ではショーパオ(siopao)と呼ばれています。
日本の中華まんに比べてフィリピンのショーパオはボリュームがあり、1つでかなりお腹が膨れます。
ショーパオにはボラボラ(bola-bola)とアサード(asado)の2種類があります。
当記事では、フィリピンのショーパオを愛する管理人が、ショーパオの種類についてお話します。
フィリピンでショーパオを買う
まずは、こちらをご覧ください。

セブンイレブンのショーパオケース

マニラの空港のショーパオケース
フィリピンではいたるところでショーパオを買うことができます。
セブンイレブンはもちろん、モール、バスターミナルの近く、空港の中、などあらゆるところで売られています。
空港の中は少し高くて1個60ペソ、
セブンイレブンでは1個42ペソ、
バスターミナルの側の店では1個30ペソでした。
セブンイレブンでは、自分でケースから取り出してレジに持っていき、お金を払います。
フィリピンのショーパオの食べ方の特徴は、
茶色くて甘いソースをつけて食べることです。
ショーパオソースと呼ばれるものです。
ショーパオは具材の違いによって
ボラボラとアサードの2種類があります。
それぞれ見ていきましょう。
アサードの具材
アサード(Asado)には細かく刻み、甘めの味で煮込んだチキンかポークが入っています。
アサードはスペイン語で、
「焼かれたもの」を意味します。
南米のパラグアイやウルグアイ、チリ、アルゼンチンでは伝統的な焼き肉の料理のことを「アサード」と呼びます。
フィリピンでは、ショーパオの中に刻んだ肉がはいっているものがアサードになります。
Ang sarap!(おいしい!)

茶色いソースをつけて食べる

アサードの中の具材
ボラボラの具材
ボラボラとは、団子(ボール)という意味です。
具の材料は、ひき肉、玉ねぎ、小麦粉、
そして塩漬けアヒル卵です。
ひき肉でミートボールをつくった後、塩漬けアヒル卵を加えるのが特徴です。
塩漬けアヒル卵はフィリピンでitlog na maalatと呼ばれている保存食です。
店で売られる時には卵の殻が赤く色づけされているのが特徴です。
【まとめ】フィリピンで中華まんを食う~ボラボラとアサードとは
まとめです。
アサードは、刻んだ豚肉か鶏肉を甘めに味付けした具材。
ボラボラは、挽き肉、玉ねぎ、小麦粉でボールをつくり、塩漬けアヒル卵を入れた具材。
という違いがあります。
フィリピンの肉まんショーパオは、ボリューム満点でおすすめです。
ボラボラとアサード、あなたはどちらの方が好きですか?
ぜひ試してみてください。